1月の年中行事 年中行事

小寒とは?2024年はいつからいつまで?寒中見舞いと年賀状の違い、寒中見舞いの書き方 - 二十四節気

雪が降り喜ぶ子供たち

お正月が過ぎた仕事始めの頃に、二十四節気「小寒」がやってきます。

小寒とはどういう意味なのか?また2024年はいつからいつまでを指すのか?

年賀状と寒中見舞いの違い、寒中見舞いの書き方、時効の挨拶「小寒の候」、七十二候についてご紹介します。

スポンサーリンク

小寒とは?

雪が降り喜ぶ子供たち

小寒とは、寒さが厳しくなる少し手前の、これから本格的な寒さを迎えるという意味です。丁度、冬至から大寒の中間の時期で、新年、最初の二十四節気です。

この小寒から「寒の入り」をし、大寒と合わせた約1か月間のことを「寒中」や「寒の内」と言い、最も厳しい寒さが続く時期となっています。

よく寒い中に行われる水泳を寒中水泳と言いますね。その寒中とはこの時期のことを指しています。その他、寒中見舞いもこの時期です。

 

スポンサーリンク

2024年小寒はいつからいつまで?

2024年小寒はいつから?2024年1月6日(土)から
2024年小寒はいつまで?2024年1月19日(金)まで(大寒の前日まで)
小寒の太陽黄経285度

例年1月5日頃を小寒と言います。

2024年の小寒は2024年1月6日(土)から。「大寒」の前日までを小寒と言います。

太陽黄経が285度の日を言います。

二十四節気「小寒」の次は「大寒」、そして「立春」と続いていきます。

 

スポンサーリンク

年賀状と寒中見舞いの違い

寒中見舞いの手紙

年賀状は新年に届くように送りますが、届いた友人や親せきなどへ返信する年賀状もありますね。

そうなると年賀状と寒中見舞いの時期が重なってしまいます。この2つの意味の違いについてまとめてみました。

年賀状の返信は、遅くても1月7日の松の内までに行うようになっていますが、それを過ぎてしまうと寒中見舞いになります。

寒中見舞いは小寒と大寒の間に送ります。立春を過ぎてしまうと余寒見舞いになるので注意して下さい。

また、喪中の時期に年賀状をいただいた方への返信は、年賀状で返信するのではなく、寒中見舞いが適切となっています。相手への年頭の挨拶も、寒中見舞いとして贈れば特に問題はありません。

寒中見舞いの書き方

文頭に「寒中見舞い申し上げます」としたため、時候の挨拶や寒さが厳しい時期なので、相手の健康への気遣いを添えましょう。その後は、自由に書いてもOKです。

ほとんどの方は年賀状で出すので寒中見舞いの必要はありません。喪中の方は寒中見舞いにし、年賀はがきは避けるようにしてください。

 

時候の挨拶:小寒の候

小寒の時期(1月6日頃~1月20日頃)に手紙を出す時は、時候の挨拶を「小寒の候」で始めることができます。

「小寒の候」は、次の二十四節気「大寒」の前日まで使えます。

使用例は「小寒の候」「小寒の折から」「小寒の砌(みぎり)」など。

 

七十二候

雉(キジ)

七十二候は、二十四節気よりもさらに細かく分けているので、現在の気候と合うようになっています。

  • 芹乃栄(せりすなわちさかう):せりがよく育つ
  • 水泉動(しみずあたたかをふくむ):地中で凍った泉が動き始める
  • 雉始鳴(きじはじめてなく):オスのキジが鳴き始める

寒いこの時期ですが、自然や動物を見ると、春の鼓動が始まるというのがわかりますね。

 

二十四節気」に戻る

カテゴリー:「1月の年中行事・歳時記」に戻る

-1月の年中行事, 年中行事
-,