日本の年中行事

日本の伝統文化や年中行事を1年を通じて紹介。歳時記

春分の日とは?2017年はいつ?お彼岸のお墓参りと食べ物について

      2017/01/20

春の日に咲いている花

春分の日は国民の祝日にもなっているので記憶にはあるけど、実際はどういう意味なのか、何をする日なのか知らない方もいるかと思います。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として定められています。二十四節気の一つ。

参考:国民の祝日に関する法律(内閣府)

今回は春分の日の意味やその周辺にある行事・お彼岸について、お供え物である牡丹餅とお萩の違いについてもあわせてご紹介します。

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春分の日の意味

春の日に咲いている花

春分の日とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日で、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことです。秋分の日も同じ。

英語では「Spring Equinox Day」。Equinox(イクイノックス)とは、昼と夜の長さが同じと言う意味に使います。

例年3月21日頃をさし、2017年は3月20日にあたります。

参考:平成29年(2017)の国民の祝日(内閣府)

その春分の日をはさんだ7日間が「春のお彼岸」の期間です。春分の日は丁度お彼岸の中日にあたるので、お墓参りをしてご先祖様を供養する習慣があります。

 

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お彼岸にお墓参りにいく理由

お墓参り、お墓をキレイにしている様子

仏教では、川の向こう(彼岸)にあの世である「悟りの世界」があり、こちらの岸(此岸)に自分たちがいる「煩悩の世界」があります。彼岸は西に、此岸は東にあると考えられています。

太陽が真東から昇って真西に沈む春分と秋分は、この世とあの世がもっとも通じやすい日とされたことから、この日にご先祖様を供養するお墓参りの日となったのです。

この時期はお墓参りに丁度良い時期です。花が咲いたり、桜も見られるところチラホラでてきます。

もうすぐ4月になるので新しいスタートを切られる方も多いと思います。色々とご先祖様に報告しながら、気持ちを切り替える丁度良い機会なのです。

お葬式とは違い、お彼岸のお墓参りは厳格なルールはありません。家族そろって仲良く出かけれられれば、それで良いと思います。

 

お墓参りに持っていくもの

いつもギリギリになり忘れていくことが多いので、お墓参りに持っていくものをまとめました

  • お供え用のお花
  • お線香
  • ろうそく
  • マッチやライター
  • 掃除道具
  • 数珠
  • お供え物

 

お供え物(食べ物):ぼたもち(牡丹餅)とおはぎ(お萩)の違い

牡丹餅とお萩

お彼岸のお供え物と言えば、牡丹餅とお萩です。春は牡丹、秋は萩と、季節にちなんだ名前となっています。

あんこの材料となる小豆は秋に収穫されるので、お萩は粒あんで、牡丹餅は固くなった小豆の皮を取り除いたこしあんで包んでいます。

最近では、表面にきな粉やすりごまをまぶすアレンジもされています。

なので、春分の日に食べるものと言えば「牡丹餅」になります。季節によって名前を変えるという説もあります。

 

「棚から牡丹餅」とは

昔は甘いものが貴重だったので、牡丹餅はごちそうでした。お客さんやお祝いで振る舞われ、法要にはお供えをしていたのです。

そこから思いがけず良いことがあることを「棚から牡丹餅」というようになりました。

 

お彼岸の仏壇について

仏壇

  • 仏具を新しい布できれいにしましょう
  • 新しい仏壇花に替えましょう
  • 牡丹餅やお萩などのお供え物をしましょう

お供え物は牡丹餅やお萩以外に、故人の好きだったものをお供えしましょう。

 

手紙で使われる時候の挨拶「春分の候」について

春分の頃の挨拶には「春分の候ともなりましたが」というように手紙の文章を始めます。(3月21日頃~4月4日頃に出す手紙に使われます)

最近春らしくなりましたが」とか「春なのは暦だけで」というような意味になります。

一例:「拝啓、立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いています。」

春分の絵手紙

春分のあいさつで始める絵手紙の場合は以下の絵がよく絵が描かれています。

  • たんぽぽ
  • うど
  • はっさく
  • ヒヤシンス
  • 雲雀
  • 桜エビ
  • ホタルイカ
  • 木蓮
  • 桜餅
  • 真鯛
  • 春雷

 

春分の七十二候

二十四節気よりも細かく5日おきに分けています。より詳細に季節の変化がわかります。

  • 雀始巣(すずめはじめてすくう):すずめが巣を構え始める[3月21日頃]
  • 櫻始開(さくらはじめてひらく):桜の花が咲き始める[3月26日頃]
  • 雷乃発生(かみなりすなわちこえをはっす):遠くで雷の音がし始める[3月31日頃]

 

まとめ

春分の日の意味やその周辺にある行事であるお彼岸、お供えの牡丹餅とお萩の違にについてご紹介しました。

春分からお彼岸の意味を知ると、お墓参りに行ってみようという気になりますね。

暦の上では立春から春が始まりますが、実際は寒いです。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もある通り、この春分の日周辺から本格的な春の暖かさが始まります。

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