日本の年中行事

日本の伝統文化や年中行事を1年を通じて紹介。歳時記

小正月とは?餅花、まゆ玉、どんど祭り(左義長)について

      2018/01/15

もち花と梅

小正月はご存知でしょうか?元日のお正月とどこが違うのか気になりますね。

普段よく知っている正月を小正月と区別するために「大正月」と言います。

小正月の意味やいつの日をさすのか?また、この時期に行われる餅花、まゆ玉、どんど祭り(左義長)、この時期に食べる小豆粥についてもご紹介します。

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小正月とは?

もち花と梅

元日に年神様をお迎えする行事を「大正月」と言います。それに対し「小正月」とは農作物の豊作や家族の健康を願う正月行事のことを言います。

毎年1月15日が小正月です。もちろん今年も15日です。(14日に行われる地方もあります。)

昔は旧暦を採用しており、満月から満月までを1か月としていました。1月15日は1月最初の満月の日にあたり、めでたい日としていました。その名残りが小正月なのです。

お正月の行事が続き、忙しかった主婦が一息つける日なので、女正月(おんなしょうがつ)とも言われている地方もあります。

 

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餅花・まゆ玉

餅玉のイラスト

小正月には、紅白のお餅を丸めて柳の枝に花のように飾りました。これを餅花(もち花)と言います。

これは稲の花をあらわしていて、穀物の豊作や繁栄を祈ります。

またの名をまゆ玉とも呼ばれています。カイコを育てている農家が、いいまゆがたくさんできることを願って飾りました。

 

どんど祭り(左義長)を行う日でもある

どんど祭り

1月15日は正月飾りや書き初めを燃やす「どんど祭り・左義長(さぎちょう)」を行う日でもあります。どんと祭りやとんど祭り、どんと焼きと呼ぶ地方もあります。

地域ごとの名称

  • 左義長:近畿〜北陸周辺
  • どんと焼き:東北地方
  • 同祖神祭:長野県・山梨県
  • さいと焼き:静岡県
  • とんど焼き:関西地方
  • 鬼火たき:九州

元旦にお迎えした年神様がその煙で、天上に帰る日とされています。1年の無病息災を祈りましょう。

どんど祭りは、まとめて燃やすこともあり、炎が上がりますが、この炎が高く上がるほどご利益があると言われています。

その火にあたると健康になるともされているので頭にかけることがあります。

このどんど祭りの火を使って焼いた餅や団子を食べると、その年が健康で過ごせるとされています。

 

食べ物:小豆粥

小豆粥

早朝に小豆を入れたお粥を炊き、無病息災と五穀豊穣を祈って食べ、1年を健康に過ごせることを願う風習があります。

小豆粥(あずき粥)の日として覚えている人もいることでしょう。

地域によっては、望粥(もちがゆ)とも言い、鏡餅などの餅を一緒に入れる入れて食べる地方もあります。

また、今年の作物のできを占う「粥占い(かゆ占い)」を行う地方もあります。

 

最後に

小正月の意味や小正月に行われるもち花、まゆ玉、どんど祭り、小豆粥についてご紹介しました。

現在の小正月は、もち花、まゆ玉を飾ったり、左義長(どんど焼き)、なまはげ、粥占い、かまくらなどの行事が行われる日として残っています。

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