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立冬とは?2023年はいつからいつまで?初雪や木枯らし1号について - 二十四節気

木の枝に初雪

11月になると立冬を迎えます。カレンダーによく書かれているので、聞いたことがある方がほとんどだと思います。

しかし、意味まではわからないという方もいるかと思いまとめてみました。

二十四節気の一つ立冬の意味や2023年はいつ頃を指すのか?初雪、初冠雪、木枯らし1号、時効の挨拶「立冬の候」についてもご紹介します。

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立冬とは?

木枯らし1号と自然

立冬とは、暦の上では冬の始まりを表す日をさします。この日を境に空気が冷たくなり始め、また湿度もより低くなり、冬の気配が濃くなり始める時期です。

朝晩の冷え込みも増え、仕事などの帰宅時に一気に寒さを感じる季節になります。寒暖の差がより激しくなるので、紅葉もより鮮やかになります。

立冬の「立」とは始めりという意味。立春立夏立秋でも使われていますね。この日から2月初旬の立春の前日までが、暦上での冬にあたります(あくまで暦上)。

 

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立冬2023年はいつからいつまで?

2023年立冬はいつから?2023年11月8日(水)から
2023年立冬はいつまで?2023年11月21日(火)まで(小雪の前日まで)
立冬の太陽黄経225度

毎年11月7日頃から11月21日頃が立冬にあたります。2023年の立冬は、2023年は11月8日(水)です。

次の二十四節気小雪」の前日までが「立冬」になります。

太陽黄経が225度の日をさします。

 

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小雪の時期に北日本から初雪の観測が始まる

木の枝に初雪

立冬になると、本格的な冬がスタートし始める時期で、北日本から雪が降りはじめ、初雪の観測が始まります。

因みに初雪とは、10月から翌年の3月までに、初めて降る雪のことを呼びます。

また、夏以降に山頂に雪が少しだけ白く積もっているのをテレビのニュースで見ることがあります。これを初冠雪と言います。

有名なのは富士山、例年9月末頃に富士山の初冠雪を観測します。

 

木枯らし1号とは?

この時期になると、西高東低の冬型の気圧配置になり、一気に冷え込みます。北から風速8m以上の風が吹いた時に、木枯らし1号と呼ばれます。

木枯らし1号については全国ではなく、大阪と東京だけで観測しています。

木枯らし2号、3号は?

1号に続いて、2号、3号と風速8m以上の風がふくことは当然ありますが、2号以降は観測されても発表はされません。

発表されるのは、あくまで木枯らし1号だけですね。

 

時候の挨拶:立冬の候

立冬の時期(11月7日頃~11月21日頃)に手紙を出す時は、時候の挨拶を「立冬の候」で始めることができます。

「立冬の候」は、次の二十四節気「小雪」の前日まで使えます。

使用例は「立冬の候」「立冬の折から」「立冬の砌(みぎり)」など。

 

小雪の七十二候

椿の花

二十四節気よりもさらに5日おきに、日本の気候に合うように分けているのが七十二候です。

  • 山茶始開(つばきはじめてひらく):つばきが咲き始める[11月7日頃~11月11日頃]
  • 地始凍(ちはじめてこおる):大地が凍り始める[11月12日頃~11月16日頃]
  • 金盞香(きんせんかさく):水仙の花が咲く[11月17日頃~11月21日頃]

花の椿や水仙のキンセンカが咲きはじめ、地面が凍り始めるのがこの時期。冬の寒さがやってきたのを感じさせてくれる七十二候ですね。

 

最後に

立冬の意味や2023年はいつ頃を指すのか?初雪や木枯らし1号についてご紹介しました。

どれも密接に関係しているので、セットで覚えておくと季節を楽しめますね。

本格的な冬がスタートします。特に北日本の方は冬支度の準備を始めましょう。

 

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