昔から日本では日めくりカレンダーや手帳などには、大安や仏滅などの「六曜」が用いられています。
「六曜とはどういう意味なのか?」「六曜一覧」「六曜の選び方・配置方法」について紹介します。
六曜とは?意味や由来について
六曜とは、暦を作成するために必要な「暦法」の一つで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6星(六星)からなります。
読み方は「ろくよう」。六曜星(ろうようせい)を略して「六曜」と読んでいます。今では「六曜」が一般的な読み方として使われてます。
六曜は今でも冠婚葬祭で多く利用されています。例えば「結婚式は大安が良い」とか「お葬式は友引を避けたほうが良い」とか。
元々は、古代中国で五行に付した時刻の吉凶占いでしたが、鎌倉時代に日本に伝来してからは時刻や方位の吉凶判断に用いられました。
Wikipediaによると三国志でお馴染みの諸葛亮孔明が発案したという俗説まであるそうですが、それは疑わしいと記されています。
六曜 一覧
六曜は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返されます。
それぞれの読み方が間違えやすいので注意して下さい。
- 先勝:せんかち
- 友引:ともびき
- 先負:せんまけ
- 仏滅:ぶつめつ
- 大安:たいあん・だいあん
- 赤口:しゃっこう
六曜の選び方・配置方法については下の段落にまとめています。
六曜の選び方・配置方法
旧暦(太陰太陽暦)の朔日(1日)を「先勝」に定め、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順に六曜を並べています。
六星が終わるとまた「先勝」に戻り循環させる配置し、吉凶を占うのに使われています。
旧暦の月日 | 六曜 |
旧暦1月1日 | 先勝 |
旧暦2月1日 | 友引 |
旧暦3月1日 | 先負 |
旧暦4月1日 | 仏滅 |
旧暦5月1日 | 大安 |
旧暦6月1日 | 赤口 |
旧暦7月1日 | 先勝 |
旧暦8月1日 | 友引 |
旧暦9月1日 | 先負 |
旧暦10月1日 | 仏滅 |
旧暦11月1日 | 大安 |
旧暦12月1日 | 赤口 |
旧暦から現在の新暦(太陽暦)に置き換えているので、わかりにくくなっています。
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