年中行事・歳時記

写真撮影時「はいチーズ!」と言うようになった理由や由来について

笑顔で集合写真

写真を撮る時に、「では行きますよ〜、はい、チーズ!」と言われることがあります。

この「はい、チーズ!」というのは、なぜ使われるようになったのでしょうか?

「はい、チーズ!」が使われるようになった由来や意味についてまとめてみました。

 

「はい、チーズ!」はアメリカ「Say Cheese!」が由来

「はい、チーズ!」と言っている様子

よくテレビ番組などから流行りの言葉が生まれることが多い日本ですが、「はい、チーズ!」に関しては日本ではなくアメリカからの輸入になります。

「はい、チーズ!」は英語では「Say Cheese!」と言って写真を撮ります。日本語にすると「チーズと言って」という意味。

「Cambridge Dictionary」では「Say Cheese!」を以下のように説明してます。

Something that someone who is taking a photograph of you tells you to say so that your mouth makes the shape of a smaile

Cambridge Dictionary

 

また「LEXICO」では以下のように説明・例文が載っています

Said by a photographer to encourage the subject to smile.

"I was told to smile, hey look ato the camera and smile, and say cheese."

LEXICO

「チーズと言って」と言われると、写される人たちの方(被写体側)が「チーズ(Cheese)」と言います。

「Say, Cheese!」と言われて笑顔になるアメリカの子供たち

この「チーズ(Cheese)」の「チ(ch)」と言う時に口元があがり笑顔になることから使われるようになりました。

日本語で言う「1+1=2(1+1はニッ)」のようなものですね。口元があがります。

昔から集合写真の時は、誰かしら笑っていなかったり、横を向いていたり、目をつぶっていたりと何度も取り直しになっていました。

今のデジカメのように何度でも取り直しができない時代だったので、撮影失敗を避けるために、できるだけ一度で皆が笑顔で写真が撮れるようにと始まったそうです。

当時は「写真の撮影時に笑顔を作る方法」として「Say Cheese!」が新聞で紹介され、アメリカ全国に広まったそうです。

 

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日本で「はい、チーズ!」が使われるようになった理由

雪印スライスチーズ

そのアメリカで流行った「Say Cheese!」が、日本で「はい、チーズ」となり定着するようになった理由について調べてみたところ、1963年(昭和38年)の雪印のCM(コマーシャル)であることがわかりました。

被写体の女の子を撮影する時に「はい、チーズ!」という掛け声で撮影。このCMが放送されるや否や、全国的にこの掛け声が人気になり一般化されました。

高度成長でチーズの需要やカメラの需要、両方が高まっていた時期にあたります。

このCM以降、写真を撮影する側の人は「はい、チーズ!」と言うようになったのです。

ただ日本語の場合、被写体側は「チーズ!」という人はいないので、ただの撮影時の掛け声だけになります。

「はい、チーズ!」という言葉(掛け声)は、確かに時代を感じる掛け声でありますし、今言うと恥ずかしさが先にくるので、誰も言わなくなっていますね(苦笑)。

でも未だに記念撮影などで全体で写真を撮る時などでは活躍しています。たくさんの人達を一度に失敗なく撮影するには、掛け声が必要で、それが「はい、チーズ!」が定着するようになった理由だと思います。

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