日本の年中行事

日本の伝統文化や年中行事を1年を通じて紹介。歳時記

バレンタインデーの起源、日本と海外(英語圏)との意味の違い

      2018/01/15

バレンタインデー・ハート

バレンタインデーと言えば、日本では女性が男性にチョコレートを贈る日ですが、海外ではいったいどうなっているのでしょうか。

英語では「Saint Valentine’s Day(聖バレンタインの日)」です。バレンタインさんが殉教(※)された日なのです。

※殉教:信仰の為に命を失ってしまうこと

日本と全く意味合いが違ってきますね。バレンタインデーのルーツや海外との違いについてご紹介します。

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バレンタインデーの起源

バレンタインデー・ハート

バレンタインのルーツはローマ時代にまでさかのぼります。

若者がなかなか戦争に参加したがらないのは愛する人から離れたくないからだということを知ったバレンタイン司祭が、兵士たちの結婚を禁じてきた皇帝クラウディウス二世の命に反して、多くの兵士たちを結婚させました。

それに怒った皇帝は、バレンタイン司祭を処刑してしまいます。その日が2月14日だったのです。

このバレンタイン司祭に対し、恋人たちの愛の守護神と語り継がれてきた「聖バレンタインの殉教の日」が、後に「愛の記念日」と変わり現代に至ります

バレンタインさんという方がいたことが切っ掛けで、今のバレンタインデーがスタートしたということが、どれだけ知られているのでしょうね。この機会に覚えておきましょう。

もう一つのバレンタイン伝説

バレンタインデーにはもう一つ伝説があるので簡単に紹介します。

カトリック信者の娘セラピアと若いローマの軍人セビノは恋人でしたが、宗教の違いから結婚ができませんでした。

サビノは改宗を決意して、バレンタインの協会を訪れます。丁度その日が2月14日で、婚約者のセラピアが重い病気にかかり息を引き取りました。

サビノは協会でセラピアの霊に愛をささげ、一心に祈り続けました。そして祈りながら天に召されたのです。

天国でこの2人を結婚させたのがバレンタインでした。

 

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海外と日本のバレンタインデー比較

バレンタインデーのチョコレート

海外、特に欧米では恋人や友達、家族の間で愛と感謝について書かれたカードを交換する日となっています。またカード以外には花束やスイーツなども一緒に贈りあっています。

バレンタインデーは「恋人たちの日」とも呼ばれ、恋人同士で贈り物の交換をしたり、食事をしに行くのが主流となっています。

それに対し、日本の女性から男性にチョコレートを贈る習慣は、日本独自のものです。

バレンタインデーはモロゾフとメリーが関係

戦前に日本のお菓子業界である神戸の「モロゾフ」が宣伝をしたことが切っ掛けでスタート、その後チョコレート会社「メリー」がキャンペーンをしたことで女性がチョコレートを贈るようになり、それが一般化し一大イベントとなってしまったのです。(諸説あります)

最近では義理チョコが一般化し、女性から女性に贈る友チョコというのも一般化してきました。

毎年少しずつ贈る対象が増えてきたりと、年々変化しているのを感じます。

 

まとめ

バレンタインデーの由来や海外と日本を比較して違いについてまとめてみました。海外では宗教や歴史が関係した記念日でした。

日本はチョコレート会社の広告から広まって行ったということは知っている方も多いと思います。それが海外では全く意味が違う記念日だったのですね。

クリスマスと同じく、キリスト教と馴染みの薄い日本ではその本来の意味が忘れられて、独自のキャンペーンや広告に使われているのがよくわかります。

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